24時間テレビ、今年も「負けないで」からの「サライ」の合唱の中、フラフラの芸能人が約束の時間通りに武道館に到着し、
大団円を迎えたのであろうか?
なんせ見てないからわかんないんだけど、多分そうだろう。
その24時間テレビ、午前3時頃に何が放送されていたかご存知だろうか?
24時間テレビの趣旨をぶっ飛ばすようなクソ企画だった。
(もはや趣旨すら何がなんだかわかんないのだが・・・)
わらびはその時間うっかり見てしまったのだが、そこには
オアシズの大久保が後輩芸人と飲んでいる姿が映し出されていた。
テロップには「大久保は本当にエロいのか?」といったような内容が。
どうやら彼女好みの男性と飲ませて、その後ホテルに行くかどうかのどっきりだったようだ。
もう一回書くが「24時間テレビのワンコーナー」としての企画である。
毎年無意味に芸能人を夜通し走らせ、そこに「感動」やら「絆」やらがあると視聴者に訴え、
涙や感動のかつあげをしているあの24時間テレビだ。
百歩譲り、まじめ一辺倒でも募金を訴えるには力不足なので、笑いの要素も欲しいという理由だとしよう
・・・・・だとしてもこの企画では、全く笑えないのだが。
41歳独身の女性がいい女目線で恋愛を語った上に、飲み会の後好みの男性とホテルに行くか否かといった内容。おもしろいか?
女性であれば、いい歳した女がそんなどっきり仕掛けられてる悲惨な状況を、笑えないだろうし、
男性であれば、さしていい女でもない彼女語る恋愛観に萎え萎えだろう。
誰のために、何のためにこんな企画を放送してんだ?
最後まで見る事なく、途中でテレビを消してしまった。
で、結局どうなったの?お持ち帰りしたの?
い、いや全然気にしてなんかないけどね。ないんだってばw!
そういえば、片足の少女が屋久杉を見るために登山するって企画も放送されていたそうな。過去には盲目の少女に遠泳させてなかったけ?
何かしらハンデを背負った人を引っ張りだして、無謀とも言える挑戦をさせ、視聴者に「さあ、感動せよ!」と訴えかける。
確かに彼らはものすごく立派だ。そのチャレンジ精神とがんばりには頭が下がる。
・・・・が、その企画者に対し、なんだかすっきりしないもんも感じるのだが、わらびだけなのだろうか?
誤解を恐れずに言えば、「自分よりもハンデのある人がこんなにがんばっているのだから、がんばろう」であったり「ハンデのない自分は幸せなのだから、募金のひとつでもしておくか」と思わせたい、いやらしさが見えてくる気がしてしまうのだ。
こういった事を書くと、「差別だ!」とか「酷い!」と、キーーーッ!とか言ったりする人もいるのかもしれないが・・・。
24時間テレビ。
企業は高いスポンサー料を支払い、なんなら高額な募金も強いられる。
テレビ局はスポンサーから徴収したお金から利益を抜き取り、出演者に高いギャラを支払う。
消費者は広告費も乗せて価格設定された商品を買い、この番組を見て募金する。
あれ?どっかだけが甘い汁吸い取ってるような気が・・・。
なんだかなぁ・・・って言ってるだけでは何なので、とりあえず募金はしておきましたがな・・・。
[20回]
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